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専攻の構成

機械工学専攻は、熱流体、材料物理、システム設計という機械工学の代表的な専門分野を扱う3つの講座に、これらの専門分野での研究成果に基づいた先端的な機能の創成を目指す先端機械創成学講座を加えた4つの講座で構成されています。
また機械工学科は、専攻に所属する教職員が学部学生に対して研究教育を行う組織として位置付けられています。

熱流体講座

人体の血流、自然環境、そして空調や発電などのエネルギーシステムでの熱・物質の移動は流体によってなされています。

それら機能の改善と創出、システムの効率向上と新しいシステムの実現のため、複雑多様な熱流体現象の機構を理論的・数値的に解明し、豊かな持続可能な社会の実現に資する教育研究を行っています。

本講座は、「先端流体工学」、「混相流工学」、「エネルギー変換工学」の3つの研究分野で構成されています。

材料物理講座

固体の構造、組成、力学特性等をマイクロ、メゾ、ナノの階層から理論的及び実験的に解明すると共に、これらの有機的な相互作用を構築してその機能・強度・安定性の評価を行っています。

また、表面及び界面の高機能化を発現させるナノテクノロジーを視野に入れた教育研究を行っています。本講座は、「構造安全評価学」、「破壊制御学」、「構造機能材料学」という3つの研究分野で構成されています。

システム設計講座

幾つかの機械要素を統合して目的の機能を実現するシステムの設計、生産、制御、運用のために必要な基盤技術を、機械要素、機械システム、社会システムなどのミクロからマクロまでの幅広い観点から解明し、持続可能な次世代社会を支える様々なシステムの構築を目指した教育研究を行っています。

本講座は、「機能ロボット学」、「センシングデバイス工学」、「生産工学」という3つの研究分野で構成されています。

先端機能創成学講座

機械工学はこれまで産業の発達の原動力となり社会を支えてきましたが、今後は医療やバイオなどの先端的な領域での貢献も期待されています。

このために、機械工学の様々な研究分野からの成果を活かし、時代の要請に応じながら他に類を見ない先端的な機能を有する材料や機械システムの実現を目指した教育研究を行っています。

本講座は、「ナノ機械システム工学」、「材料設計工学」という2つの研究分野で構成されています。

専攻の紹介

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